転がって、デカくなる。【遊戯王】

難波付近遊戯王研究会Nuclear!に所属するusamiが、遊戯王のデッキ等について書いていくブログになります。なる予定。

【デッキレシピ】《エヴァイユ》で超簡単!全体攻撃コンボデッキ

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 どうも、usamiRollingです。

 今日は動画でも使っていた【ブラックストーム+トイパレード】のコンボデッキの紹介……といきたかったのですが、まとめているうちにデッキ改良案が浮かんできてしまったので、前構築時点での問題点を挙げつつ改造後のデッキ紹介ができればなと思います。

 

 

【ブラックミスト+トイパレード】のコンボ とは、

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ようは相手全部殴れるってコト


《ブラック・ミスト》の攻撃力吸収効果にターン1の制限がなく、相手を倒せば何度でも連続攻撃可能な《トイ・パレード》と合わせることで、相手のモンスターを一掃できるであろう、というものです。
 めちゃ強いと思ってやりはじめた上記のコンボですが、相手モンスターがたくさん居ないと《ブラック・ミスト》の打点が全然上がらず、一掃はできるがライフを削り切れないという欠点を抱えていました。また、【デストーイ】カード扱いである《トイ・パレード》を利用することも念頭にいれるのが大変でした。てかそもそも《千年の盾》とか倒せないんですわ。

 

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以前のデッキレシピ。悩んでるなー笑

 

 その現状を大きく覆したカード、それが《ナンバーズ・エヴァイユ》です。

 

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PP6箱空けて1枚しかでず正月早々号泣。

 

 どデカいアイデンティティの塊のような効果をしているこのカードが数々のナンバーズテーマのアイデンティティを奪っている気がするのはさておいて……

 このカードを使用する上で気をつけたいのが「EXデッキの枠を食いすぎる」点です。
 No.を1体出すだけで5枠を取られることになり、エヴァイユ》を3枚打とうと思ったら、EXデッキ全てをNo.にしなければいけません。

 そこで「獣族No.をX素材にすれば《かくれんぼ》で戻せるから、EXのNo.の枚数を節約できるのでは?」と考えたのがデッキ構築の始まりでした。

 獣族のNo.は全部で5種類。その中でもNo.の数字が少ない順の3体が、
No.14 強欲のサラメーヤ(ランク5)》
No.29 マネキンキャット( ランク2)》
No.44 白天馬スカイペガサス(ランク4)》です。

 

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こういう画像作るの楽しいよねー。

 

 これらの3体はエヴァイユ》の制約である
素材のNo.は全てランクが異なっていなければならない」も達成できています。
 ですので、数字の合計である87以上のNo.を複数採用し、エヴァイユ》で状況によって打ち分けるコンセプトのデッキ作成に至ったという訳です。

 

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神解説。

 

 ただし、エヴァイユ》で出すカードは「相手に放置されないカード」にする必要があると考えていました。
エヴァイユ》はデメリットとして「特殊召喚されたNo.が場にいる間、No.以外はどこからも特殊召喚できない」という制限が付くため、放置されるとこちらが何も展開できずに好き放題されてしまいます
 その点において、攻撃力が高い状態で維持できれば《ブラック・ミスト》は「相手に放置されないカード」適正があるわけです。まあ上がらないから困ってたんだけど。

 また、エヴァイユ》で出すカードの選択肢として《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》を採用。②の対象を取らない除外効果が強力過ぎるため、《ブラック・ミスト》と同じく相手に放置されないカード適性が高いです。

《ハートアース》の反射ダメージと相手エンドフェイズの強力な効果も強力ですが、やはり除外ゾーンにカードを置いて④の効果も上手く使いたいと考えました。破壊しても破壊しなくても強力な状態にすべく、除外を作るために【鉄獣戦線】初動を採用、デッキに入れる罠も《仁王立ち》《スキルプリズナー》《ナンバーズ・プロテクト》と勝手に除外されていくカードたちで固めました。完成……

 

 

 

ところが。

「除外ギミックを入れよう」となって【鉄獣戦線】に手を出し、初動でしか使わないリンクモンスターに枠を取られた結果、対応力を上げるモンスターを追加できない不自由なデッキになってしまいました。

 

 どうにかしてこの状況を変えるべく、エヴァイユ》で「相手に放置されないカード」を出すコンセプトを一新することにしました。

 

 

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レリーフがすっごいカッコイイ。

 

 その立役者が《RUM-バリアンズ・フォース》です。No.以外特殊召喚できないのであれば、別のNo.を上から重ねればよいだろうという発想です笑

 

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ホロがすっごいカッコイイ!


 これにより決定力不足だった《ブラック・ミスト》は、相手を瞬殺できる《ブラック・ストーム》へと進化。動画での圧倒的1killを実行できるまでのエースになりました。

 

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X素材5個もってるコイツ、いかつ過ぎてワロタ。

 

 これに伴って相方を《No.77 ザ・セブンシンズ》に変更。獣族No.合計よりも下の数字だったので候補の外にいたカードだったんですよね。打点高い闇属性で検索したらそこに居ました。
 こいつは闇属性のランク10.11エクシーズの上にRUM無しで重ねて出すことができるため、《バリアンズ・フォース》無しの状態でも、縛りを気にせずにエヴァイユ》が打てるという強みがあります。《CNo.92 偽骸虚龍 Heart-eartH Chaos Dragon》が闇のランク10なので、獣族No.3枚を使いまわす当初のコンセプトを崩すことなく採用できました。
 さらに《セブンシンズ》は前選択肢の《ハートアース》とは違い、《トイパレード》の対象にもなれるのが最高です。4000打点で相手を薙ぎ払うか、RUM込みでワンショットを狙うか。非常に大味なデッキに仕上がりました。

 

それではデッキレシピを見ながら、個別に解説をつけていきます。

 

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 メインギミックの《かくれんぼ》のために【メルフィー】を軸に採用。《ブラック・ミスト》はランク2のため素出しすることもできて好相性です。

 同じくランク2の《マネキンキャット》は、素材に加わるだけでなく場に出すことも考慮しての2枚採用になっています。
 相手の墓地次第ですが《アストラル・ホープ《エッジインプ・チェーン》にアクセスできれば、最終コンボまでの近道になると踏んでいます。

 

ここから個別

《ヴァレリフォーン》……展開札だが、手札を捨てられるため《チェーン》とのシナジーのために採用。

《不屈の獣僕》……《パピィ》から呼べる防御札として。何度も帰ってくるののが高評価。

《カラントーサ》……《パピィ》から呼べる妨害札かつ、《わくわく》で墓地から蘇生するのも最強だと感じたので採用。

《ゼンマイニャンコ》……《ヴァレリフォーン》の蘇生先として採用。バウンス手段を1枚入れておきたいため。

 

《打ち出の小槌》……【メルフィー】のサーチでかさばった手札を入れ替えられる。

《貪欲な壺》……《かくれんぼ》が全部割られた時に詰まないために。エヴァイユ》の3枚目の発動のためにも使える。

《ゼアル・コンストラクション》……《バリアンズフォース》《アストラルホープ経由でサーチするためのカード。何気に手札をデッキに戻せる。

《ピンポイントガード……防御札かつ次ターンの展開に使えそうなので採用。他の魔法罠が相手の的になりやすいと踏んでいて、割られない時に強いカードにしたかった感じ。

《エクシーズ・リボーン》……《アストラル》のサーチが効く。《森のメルフィーズ》が1枚のみなので《かくれんぼ》の2枚目をサーチできる事を見込んで。

《ナンバーズ・プロテクト》……同上。《マネキンキャット》や《古狸三太夫》がいる状況でも打てるため、素引して腐ることが少ないのが良い。

《闇の増産工場》……手札の《チェーン》だけでなく、場のEXから出たモンスターを処理してエヴァイユ》を打つために採用。

《わくわくメルフィーズ》……《レスキューキャット》《魔獣の懐柔》スタートするデッキなので、《森のメルフィーズ》でなくとも問題ナシ。こちらで初動するとエヴァイユ》を打ちやすく、《森のメルフィーズ》を《かくれんぼ》専用サーチ要因として使える。くり返し打点要員として使えるのが強い。

《ガーディアン・キマイラ》……《パッチワーク》から《融合》して出す裏エース。キーカードを引き入れる役割もこなし、《トイパレード》の対象でもある。3300。

《トラック・ブラック》……連続攻撃と相性がいいのが採用理由の一つ。《マネキンキャット》から《チェーン》リクルートして墓地に送って《トイパレード》をサーチしたい時に適当にリンク召喚するために採用。

 

 以上!!

 動画ではバッサリワンキルしたのと、鉄獣初動の強さを見せつける格好になってしまったデッキですが、エヴァイユ》を綺麗に使いこなせているデッキになったんじゃないかな?と思います!!

 

ではまた。