転がって、デカくなる。【遊戯王】

難波付近遊戯王研究会Nuclear!に所属するusamiが、遊戯王のデッキ等について書いていくブログになります。なる予定。

【デッキレシピ】ゴミもツモれば大和撫子【オルターガイスト】

どうも、usamiRollingです。

今回は、先日上げた動画・西の虹オフ・バキューンオフ・AAオフ全てで使用した【オルターガイスト×ヴァリアンツ】のデッキを紹介します。

 

 

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DUELIST NEXUSのカードでデッキを組まないと、撮影に持っていく新デッキが無い!!!

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という事で最強新規が来た【オルターガイスト】に着手。
《メリュシーク》が1枚初動として最強になっている事を知る。
《メリュシーク》1枚からオルター罠を1枚サーチしながら《ギガンティック》になれるのだ。何なら《シルキタス》リクルートとかするだけでめっちゃ強そうなのだ。今回はしないのだ。

 

やりたい事は、
ダウジングフュージョン》で《ヴァリアンツの聚-幻中》を出すこと。

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【ヴァリアンツ】をX素材にすることで墓地に送るという強硬手段を取る
(前回のデッキでは《ソウルズ》のコストで送ったりしていた)。

初動は《メリュシーク》1枚か《東雲》1枚のどちらかだが、片方の展開ルートを辿るともう片方の初動を手札に加えることが出来るため、片方引いたら実質両方引いたみたいなもんである。

《東雲》1枚からの初動では、《南月》を展開し、余った召喚権で《東雲》をリリースして《マーキス》をアドバンス召喚すれば、6×2で《ベアトリーチェ》を出せるというもの。
《ベアト》の効果で《メリュシーク》と《オルターガイスト・フェイルオーバー》を落とせば、《フェイルオーバー》の墓地効果で《メリュシーク》を回収できるようになっている。

《メリュシーク》1枚からの初動は、《ギガンティック》を出して《東雲》を呼び、《バロン》Aを展開。《バロン》Bをサーチしながら、ランク2の《聖光の宣告者》を出す。そして効果でX素材になった《東雲》を外して効果発動そのまま回収することで、次のターンに《東雲》+《バロン》から動くことが出来る。

両方のルートを通ればX素材に【ヴァリアンツ】を4体くらい使えているので、《幻中》の融合素材の準備が完了する。
もし《ダウジング》が無ければ、《歌氷麗月》、《焔聖騎士ローラン》、《アームズ・コール》、《トラップトリック》、《補強要員》でかき集めたい。

f:id:usami_nuclear:20230517132210j:image幸運にも《歌氷麗月》で特殊召喚できる種族には魔法使い族も含まれているため、初動の中で《歌氷》を織り交ぜて《ダウジング》を自然にサーチすることが可能だ。

 

ダウジング》を打ったら、除外状態の《南月》か《マーキス》を用意できるので、《闇鋼龍 ダークネスメタル》から帰還させて《ヴァリアンツ G グランデューク》へと繋いでいける。

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《幻中》はPスケールにいると、正面に自身を特殊召喚できる効果がある。
しかし、モンスターゾーンからスケールに移る効果は相手に効果で破壊された時しか発動しないため、基本は戦闘で破壊されてEXに表側でしょんぼりしている。
そこで《聖菓使クーベル》を採用するに至った。

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《クーベル》は《幻中》と同じく、Pモンスターを融合素材とするモンスターなので、《ダウジング》によって特殊召喚できる。
ダウジング》で出せるモンスターを2種類に増やすことで《ダウジング》自体を2枚採用する理由ができ、「《幻中》を出せる確率」は格段に向上された。
これで対戦後に
「何のデッキだったんですか?」
「実は《ダウジングフュージョン》で〜……」
と自分語りをしないで済む。……確率が上がる。

《クーベル》は自分で破壊してもスケールに移ってくれるので、セルフブレイク要員として《閃刀姫 アザレア》を採用。

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《マルウィスプ》→《マリオネッター》or《メリュシーク》からの《リンクリボー》だったり、《ゾンビキャリア》などで光・闇を2体用意して出す。

デッキの主な動きは以上だ。
《メリュシーク》の除去、《幻中》の独特な除去とバーン、《グランデューク》によるバーン、《クーベル》による《幻中》の再利用までやって頑張って勝つデッキである。


採用されたテーマ外のカード達

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《反逆の罪宝-スネークアイ》……《幻中》とのシナジーがめちゃくちゃ高いため採用。《幻中》はメインモンスターゾーンの相手を同じ列の魔法罠ゾーンに押し込む効果なので、エクストラモンスターゾーンの敵を除去できない。しかし《スネークアイ》は、相手のどの位置のモンスターでも、好きな場所の魔法罠ゾーンに送り込むことが出来る。相手モンスターAを《スネークアイ》でBの後ろに送り込み、《幻中》でBを押し込んで奥のAを破壊できるとめっちゃ気持ちいい。本当に遊戯王

 

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《真刀竹光》……装備魔法枠。《アームズコール》《焔聖騎士ローラン》でサーチするカードとして除去効果がある1枚。《メリュシーク》《ペリネトレータ》が効果によって直接攻撃が可能なので採用できた。対象を取らない破壊をする魔法カードによる除去なので、《アンヘル》《メガトンケイル》なども倒せるのが良い。

 

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《リトル・オポジション》……《マジシャンズ・サークル》が抜けてしまった理由。フリーチェーンで発動でき、条件はメインモンスターゾーンにお互いの空きがある列が存在することのみ。このデッキの初動《メリュシーク》《東雲》が両方レベル2以下なため、実質初動の1枚としてもカウントできる。相手もデッキからリクルートするか選べる欠点があるが、これも《幻中》で押し込むためのタネを用意できるので良い。しかしこのカードのせいで、余計にモンスターゾーンの空きが〜とか考えることが増えるため、頭はパンクする。

 

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《見習い魔術師》……初動の質を上げるために使えそうなモンスターとして採用。他の候補として《暗黒の招来神》や《素早いビーバー》などの、《ギガンティック・スプライト》を作れる初動カードがあったが、《見習い魔術師》を採用すると《リトル・オポジション》を耐えの手段として使える点が良いと判断した。という理由が半分で、半分は面白いかなと思ったから。

 

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聖なる魔術師》……せっかく《見習い魔術師》を入れるんだったらと採用してみた。草案には居て抜けていったカードなので抜けるかも。墓地の《ダウジング》を拾い直して2回目発動だったり、《スネークアイ》《真刀竹光》と除去カードを拾うのも強そう。

 

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《デコード・トーカー》……耐えの選択肢+打点+種族・属性が《リンクリボー》と同じなので、二人で《闇鋼龍 ダークネスメタル》が出せる点を考慮して採用した。攻守の低い【オルターガイスト】が場に残りやすいので、対象耐性の為のコストが軽くて使いやすい。

 

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警衛バリケイドベルグ》……《ゾンビキャリア》を含んで《ギガンティック》に行くなら100000000000%採用したいカード。マジでただリンク2で手札が先行で捨てれるだけ。のはずだったが、《閃刀姫アザレア》と種族・属性が同じなので、《闇鋼龍 ダークネスメタル》を作れるため納得の採用。