どうも、usamiRollingです。
動画を撮る習慣がだんだん薄れてきて悲しい日々いかがお過ごしでしょうか。俺は動画を撮りたい!! そんな日々の中で生まれたデッキを紹介。
新弾を買う→それでデッキを組む→動画を撮る→編集して投稿→そんなこんなで新弾発売、買う→……という周期で遊戯王を遊んでいます。どうもusamiRollingです。編集って意外と時間がかかるのでその間はデッキを考えずに集中していることが多いんですよね〜
しかし昨今、中々動画撮影で集まるぞ!!が難しくなってきて、動画が撮れておらず、そうすると編集するものが無いので普段のルーティンが崩壊してクソ暇になってた時期があったんですね(マスターデュエルまだ無かった時ね)。
そこで、ちょい昔のカードを使ってデッキ組むか、と思い立ったわけです。
使いたかったテーマは【暗黒界】。【未界域】と混ぜてブンブンソリティアムーブをしたいんじゃなく、「《スノウ》召喚。【戻してグラファ】」やりてぇ……と。令和4年になっても、ノーコストで2700打点が出てくるんですからまあ強いだろうと。
《グラファ》を出すためには、ひとまず墓地に送る準備が必要です。《おろ埋》くらい楽に使えて、おまけがついてくるような、《グラファ》が墓地に送れるカード無いかなー?
《烙印融合》
ありました。使うかわからへんけととりあえず3箱買われ、部屋の隅に積まれていた【ストラクチャーデッキ アルバストライク】が。
《烙印融合》で《グラファ》落としたら最強なのは間違いないのですが、そのステータスが攻撃力2500以上、レベルは8以上、さらに闇属性ということで、融合先が《バスタード》《ブリガンド》《ルベリオン》と選びたい放題なのが素晴らしく噛み合っています。
こりゃ【烙印+暗黒界】で間違いない無いな、となったら勉強です。【烙印】に関するカードを眺めていると1枚のカードに出会いました。
《烙印の気炎》
①:手札のモンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ種族で、攻撃力または守備力が2500のレベル8融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送る。
なるほどなるほど。EXの融合体を落としてサーチできたりするのねー。
その後、以下の効果を適用できる。●見せたモンスターを捨て、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
見せたモンスターを「捨て」!??!?
この時私は勝利を確信しました。《グラファ》落とせるテーマ探してたら、手札から【暗黒界】を効果で捨てられるカードまで揃っているとは!!!
ということでレシピ。
基本は【烙印】でデッキを回しながら、【戻してグラファ】のビートダウン。《グラファ》だけでは足りなくなったスピードとパワーを《烙印融合》で補いつつ、第二第三の《グラファ》を準備していきます。
特筆すべき点などを書いていこうと思います。
・初動
理想は《デスガイド》です。《デスガイド》NS→《抹殺の邪悪霊》SS→二人で《アナコンダ》→《烙印融合》で《アルバス》と《グラファ》をデッキから落として《ブリガンド(またはバスタード)》SS→墓地の《邪悪霊》効果で自身回収
《アナコンダ》のライフコスト2000を補える初動コンボで、相手に気軽に攻撃出来なくさせます。当初《スプリガンズ・メリーメイカー》から《キット》を用意するルートもあったのですが、《烙印融合》を打つターンと共存できずにテンポが悪くなるために不採用となりました。
・《気炎》から【デスピア】へ
《烙印の気炎》でサーチする先は《スプリガンズ・キット》か《黒衣竜アルビオン》のどちらか。《キット》であれば烙印魔法罠を直接手札に加えることができるため、とりあえず《烙印融合》が打てれば何とかなるデッキの初動としては十分です。
《黒衣》は手札から見せると、「デッキから烙印魔法罠を落とし、自身をデッキボトムに戻し、1ドローする」効果になってくれます。烙印魔法罠の数までデッキと手札を行き来しながらドローできるため、《気炎》を「圧縮付きの疑似《暗黒界の取引》」として扱うことができます。また《黒衣》で落とせる《烙印断罪》は、墓地から除外すると墓地の烙印魔法罠を回収できる意味不明効果持ちなので、《烙印融合》の複数発動を非常に容易にしてくれます。しかも《気炎》は墓地に融合モンスターが落ちたら勝手に手札に帰ってくるらしいです。何故?
《烙印の気炎》で悪魔族を見せた場合に、EXから落とせるカードは3種類ありまして、今回はその中の《デスピアン・クエリティス》に注目しました。
《デスピアン・クエリティス》は「【デスピア】モンスター+光・闇モンスター」で融合できるのですが、自身にもデスピアネームが含まれているため、【烙印】デッキの持ち味でもある墓地融合によって融合召喚することができます。《白の烙印》を打てば墓地の《クエリティス》と《アルバス》を除外して出せますし、《神炎竜ルベリオン》の効果では除外からEXデッキに返して融合することも可能です。これによって《クエリティス》をEXに戻し、《気炎》で悪魔族を何度も見せることができるわけです。また、《クエリティス》が悪魔族であるため、《暗黒界の門》の墓地除外コストにも使えるのもポイントが高いです。EXから落とせるカードの中には《赫灼竜マスカレイド》も居ますが、デスピアネームが含まれているため《クエリティス》の方を3積みしています。
・狙いたいコンボ
最後に狙いたいのは、《クエリティス》+《不乱健》のコンボです。
《不乱健》で相手の効果を無効にしつつ、相手からの攻撃を《クエリティス》でシャットアウトしたい! というコンボです。《不乱健》の素材には《グラファ》が入っていることがほとんどな為、+αで《抹殺の邪悪霊》も構えられるのが非常に強力だと思っていますが、まだ実践でできた試しはありません。残念。
・各カード紹介
・《アルバスの落胤》……《烙印融合》を打つ時、手札・デッキ内に必要になります。2枚採用だと「《アルバス》が無いから《烙印融合》が打てず、《ルベリオン》でリソース回復すらできない」試合が発生したため3枚になりました。また《バスタード》等が墓地に落ちた時にサーチしておいて、《キット》の効果でデッキに戻して手札の損失をケアしたりしていました。
・《ジュラゲド》……《アナコンダ》によるライフコストの補強と、《グラファ》の戦闘面の強化のために採用しました。【暗黒界】の動きでドローを重ねていくため、素引きで使いやすいのが高評価です。以前のランク4軸の名残でもあります。悪魔族のため《門》のコスト、《気炎》の公開カードになるのも🙆♀️。
・《デスピアの道化アルベル》……パックを向いて家に眠っていた1枚を採用しました。《クエリティス》を効果で処理された時に強く使えることと、単純に初動にもなってくれます。ただし天使族であるために《門》《気炎》と仲が悪いから1枚だけ採用ってことにすれば買わなくて済むやん。
・《混沌の創世神》……素引き強そう枠。《ルベリオン》と同様に《クエリティス》や《アルバス》などの再利用を狙えます。また本人がレベル8な為、ランク8も狙えるのが🙆♀️。
・《白の烙印》……《クエリティス》を出すなら《ルベリオン》でも良いですが、コストが重い上、発動後にエクシーズ召喚がしたいことも多く《白の烙印》も採用しました。
・《貪欲な壺》……素引き枠。融合体を戻したりして打てれば強そうなので採用しました。
・《死者蘇生》……素引き枠。そりゃ《スノウ》蘇生して【戻してグラファ】したいでしょ!!
デッキ紹介は以上です。デッキを使う上で、《烙印融合》のデッキパワーにいつも驚かされますが、「《ミラジェイド》が強いだけ」デッキでは無く、「《グラファ》がいっぱい出てきて強かった」というデッキにできたかな?と思っています。何より家で眠っていたストラクチャーデッキを上手く使えて大満足です。
ただし《気炎》はストラクチャーに収録されていないので注意しましょう。何でや入れといてくれや!
ではまた。
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